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病院長あいさつ

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 令和元年7月1日より、前水上泰延病院長の後任としてJA静岡厚生連遠州病院病院長に就任致しました大石強です。就任にあたりご挨拶申し上げます。私は昭和38年に浜松で生まれ、平成元年に鹿児島大学卒業後、浜松医大整形外科に入局、平成15年より当院へ赴任致しました。平成時代に整形外科医として修練し、令和元年より病院長を拝命致しました。新しい時代の幕開けの拝命に身が引き締まる思いです。
 さて、当院は昭和13年に遠州病院として開設し、昭和20年には浜松市大空襲で全焼致しましたが、翌年に再開設、平成19年4月より現在の場所に移転し、名称をJA静岡厚生連遠州病院に変更し、新病院が開院致しました。当院の特徴としましては、市内病院では、浜松駅より最も近郊である為、アクセスしやすいこと、ICU・初期治療病棟を有し、地域の救急医療を積極的に担う急性期医療を行なうと共に、地域の中核となる回復期リハビリテーションを行ない、更には在宅医療を視野に入れた「急性期」から「慢性期」までの一貫した医療を提供する病院である事です。今後も地域医療支援病院として、地域連携の強化を図り、開業医の先生方との「顔の見える関係」を構築し、患者様が安心して暮らせる医療環境を目指して参ります。
 当院の医療体制につきましては、病床数は400床(うち回復期リハビリテーション病棟60床)、医師数は令和元年現在68名です。研修医につきましては、平成16年に臨床研修医指定病院に認定以降、毎年15~20名の研修医が勤務しております。また、昨年度には救急科・放射線科常勤医が赴任し、医療体制の強化を図っております。各科また上級医との隔たりが無く、職員の働きがいがある病院です。当院では、「患者様の視点に立ち、安心と安全を守るための医療」を行動指針として、職員一同日々努力を重ねております。その基本方針は、「医療は患者様が中心である」という理念です。患者様には不安な点、説明が分かりにくかった点などが御座いましたら、是非お声かけいただければと思います。患者様が納得できるまでご説明させていただきます。そして患者様が当院に受診して本当に良かったと笑顔で言っていただける事が、我々職員一同の心からの願いです。

 今後とも皆様の御指導をいただき、地域医療に貢献して参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

令和元年7月
JA静岡厚生連 遠州病院
病院長 大石 強