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放射線科

フィルムレス運用にて、診察室のパソコンモニターで結果を見ることができます 

 1895年11月8日にレントゲン博士が未知の線「X線」を発見してから百十余年の歴史をかぞえます。それが医療に取り入れられ、現在ではコピューターを駆使した様々な装置の開発、また画像のデジタル化も進んでおります。
 当院では、新病院への移転に伴い、ほとんどの装置が新しくなりました。また、新病院開始よりフィルムレス運用をしています。

ページの目次

スタッフ

診療放射線技師19名(男性13名、女性6名)
看護師6名
看護助手1名

CT

256列、64列のマルチスライスCT装置が設置されています。

 64列CTは1回の撮影で体の3センチ幅の輪切りの撮影が可能です。256列CTは1回の撮影で体の16センチ幅の輪切りの撮影が可能です。
そのため、心臓など動きのある臓器や小児、お年寄り、認知知症のある患者さんに対しても動きの無い画像を撮影することが可能です。

《米国GEヘルスケア製 256列マルチスライスCT装置》→詳細はこちら
《TOSHIBA 64列マルチスライスCT装置 Aquilion 64》
《TOSHIBA 4列マルチスライスCT装置 Asteion 4》
 Aquilion64は、外来、病棟、緊急、あらゆる患者様に対応できるように1階の緊急室前に設置してあります。
 Asteion4は、ICUの患者様、手術後の患者様用です。ICUと手術室がある4階に設置してあります。
 (一般撮影も同部屋で撮影できるようにしてあります。)

操作室の様子

操作室の様子

検査室内の様子

検査室内の様子

MRI

 身体の中に豊富に存在している水(正確には水素原子)の状態を画像化する診断法です。
この検査は放射線を使用しないので身体への影響もほとんどなく、骨による影響も受けません。
また身体のあらゆる断面の撮影が行える事により、様々な領域の診断においても有用な検査です。

遠州病院では、現在使用中の1.5T(テスラ)MRI(磁気共鳴断層撮影)装置に加えて、2倍の最新鋭3T(テスラ)MRI装置を導入、平成28年12月1日から稼働中です!

※“テスラ”とは、磁石の強さを表す単位。よく家庭の冷蔵庫にメモを張るために使われている磁石の強さが0.005テスラ程度ですので、どれだけ強力な磁力かお分かり頂けるかと思います。

《TOSHIBA 1.5T MRI装置 Vantage F2-Edition》
 装置入り口部が広く設計されていることで開放感をよりいっそう高め、
さらに、撮影時に聞こえるガンガンという音を90%カットし、騒音低減となりました。

操作室の様子

操作室の様子

検査室内の様子

頭部MRI

検査室内の様子

頭部MRI(血管)

血管撮影

 血管に造影剤を流しながら撮影していきます。
動脈瘤や腫瘍の存在を確認したり、狭窄等の血管の形状・状態を評価します。
外科的手術をする事なく治療する事ができます。
心臓の検査では機能の評価も可能です。

《TOSHIBA X線循環器診断装置 Infinix Celeve-i》×2台
心臓カテーテル専用に1台と、頭腹部専用に1台、計2台を設置してあります。

操作室の様子

操作室の様子

検査室内の様子

検査室内の様子

マンモグラフィ

 触知できないような小さなしこりや、早期の乳がんに特有な所見である石灰化の診断に有用な検査です。
精密検査の1つとして、マンモトーム生検も行っています。
 当院は、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の認定をうけた病院です。
医師も読影の認定を持っており、同じく認定を持った女性の放射線技師が撮影を担当しています。
週2回、木曜日と金曜日の午後、乳腺外来も行っています。

《GE Senographe DS》
 デジタル(フラットパネル)式の装置を用いて撮影し、モニター診断をしています。
モニター診断になったことで多くの情報を得ることができるようになり、さらに診断の際に有用となりました。

*外来患者様用の検査室は、超音波・精密検査などを1部屋で行えるようある程度の広さを設けています。

操作室の様子

外来患者様用の検査室

検査室内の様子

マンモグラフィ専用の画像モニター

検査室内の様子

マンモグラフィ(左右)

「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得(更新)しました!!

 当院は、2012年4月1日付けで、特定非営利活動法人「マンモグラフィ検診精度管理中央委員会」が認定する「マンモグラフィ検診施設画像認定証」の交付を受けました。

 乳がん検診には、適切に撮影された質の高いマンモグラフィが必要となります。
マンモグラフィ検診精度管理中央委員会では、精度の高いマンモグラフィ検診の普及、乳がん死亡数低下のために寄与することを目的とし、医師、放射線技師、ならびにマンモグラフィ施設の評価を行うことで、全国規模で統一された認定を行っています。

 また認定を受けるには、乳房撮影装置や、実際に撮影されたX線写真、撮影に要したX線量などを総合的に評価され乳房撮影に必要とされる基準をすべてクリアすることで、認定を受けることができます。

 さらに当院では、認定を受けた有資格技師により撮影された写真を、認定を受けた有資格読影医師による読影を行っており、レベルの高いマンモグラフィを維持しています。

 今後も皆様に安心して検査を受けていただくために、撮影装置の精度管理を怠ることなく、さらなる撮影技術及び診断精度の向上を目指して、日々努力していきたいと考えております。

マンモグラフィ検診精度管理中央委員会(外部リンク)

 検診施設画像認定施設だけではなく、撮影認定診療放射線技師・読影認定医師のリストも都道府県別に掲載されています。

一般撮影

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 胸部・腹部の撮影や、骨折など骨の状態を観察するための撮影を行います。最も汎用的に行われている検査です。

《TOSHIBA 診断用X線発生装置》×6台
《Konica REGIUS 370》
《Konica REGIUS 190》×3台
《低床型昇降フローティング撮影台 SUD-100》×4台
外来患者様用に2部屋、緊急患者様用に1部屋、全部で3部屋あります。

X線テレビ撮影

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 X線の透視を用いて、リアルタイムな画像を観察しながら検査していきます。
バリウムを使用した胃・大腸の検査を主に行います。
 また、関節造影、瘻孔造影、脊髄腔造影、血管造影の一部や内視鏡を併用したERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)などさまざまな部位の検査や治療も行われています。

《TOSHIBA 多目的デジタルX線テレビ装置 Ultimax/FPD》1台、FPD1台、I・I各1台
全部で3部屋あります。
検査内容に応じて撮影室を決定しています。

核医学検査

検査室内の様子

 微量の放射線を含む薬を注射して、カメラで撮像して検査を行います。
使用する薬の種類により、さまざまな部位の検査をする事ができます。
核医学検査で使用する放射線の量は、胸部X線撮影や自然界に存在する放射線の量と同程度ですので安心して検査をうける事ができます。

《TOSHIBA デジタルガンマカメラ装置 e.cam/signature》
高画質・高機能で、安全・快適性にも配慮された装置です。

骨シンチ・心筋シンチ

リニアック

治療室内の様子

 医療機器整備の一環として最新型線形加速器システムを設置しています。放射線治療は、多方向から放射線を当てて治療を行うものです。治療 は、ベッドに寝ているだけで終了します。3次元立体画像での治療計画を可能にしており、60対のマルチリーフコリメータで限局的に策定した箇所への照射が 可能です。
《バリアン CLINAC-iX》

体外衝撃波結石破砕術(ESWL)

eswl尿路結石や胆石に対して、体外で発生させた衝撃波を当てて 破砕する治療です。
手術とは違い麻酔の必要がなく、寝たままで治療が受けられます。
1回の治療時間は、約1時間程度です。
泌尿器科外来にて施行しており、泌尿器科医師1名と診療放射線技師2名で治療に対応しています。

《Dornier Lithotripter》

骨密度測定装置

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骨の密度(骨密度・骨塩量)は、男性は20~40代、女性は20~30代がピークになりそれ以降は
減少していきます。もちろん減り方には個人差がありますが、特に女性では閉経期以後に骨形成を促進
する要素の一部である女性ホルモン(エストロゲン)量が不足するため、骨密度が急速に低下します。
そのため骨密度を調べることにより骨粗鬆症の予防および治療を進めることができるのです。
《東洋メディック QDR-Discovery W型》

 

その他

☆外科用X線テレビ装置
《島津 OPESCOPE WHA-200》
《シーメンス SIREMOBIL Compact L》
 
☆ポータブル撮影検査
 《日立 Sirius Star Mobile》1台
 《島津 MobileArt Ⅱ》2台
 病棟用、ICU手術室用 緊急室用の計3台です。