第6回 減塩低エネルギープロジェクト(egSTEP) 夏の減塩
- まだ梅雨明けもしていないのに、暑い日が続いています.どのようにおすごしですか?
- 室温が28℃以上にならないように冷房等を上手に使って体力の消耗、脱水を防いで下さい.
- このような時こそ食事と適度な運動が必要です。
- 暑いときは食欲が減退しがちで、口当たりの良いさっぱりした物に偏ってしまいます。素麺や冷たいお茶漬け等、食べ易いのですが、炭水化物だけになってしまわない様に野菜(ビタミン)や卵、肉類(タンパク質、ビタミンB群)も一緒にとって夏バテしないようにして下さい.
- さて、夏は汗をかくので、他の季節より塩分は失われがちですが、日本人の食塩摂取量は必要量をはるかに超えています。高血圧の人は、大量に汗をかいた場合や、ほとんど食事が摂れない時を除き、夏でも塩分は制限すべきです。
- そうめんのつゆを全部飲んでしまったり、お漬け物とお茶漬け、等は、意外と塩分摂取が多くなってしまいます。タンパク質不足の状態で、塩分摂取も多くなり、暑くて動かない状態になると、血液の循環が悪くなり、”むくみ” や ”だるさ”が増して、更に動けなくなってしまいます.
- 気温が上昇すると屋内でじっとしていても発汗します.脱水になると熱中症の危険性が高まりますので、水分は十分に摂りましょう。