眼科

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医師紹介

医員

原田祐子    Yuko Harada

専門分野 眼科一般
専門医・認定医 日本眼科学会眼科専門医
業績など

診療方針

当科では、地域医療に少しでもお役に立てますように、思いやりと丁寧な診察を心掛けております。
また、患者様に疾患や治療方針に納得いただけますよう、分かりやすい説明を行いたいと考えております。
待ち時間等でご迷惑をおかけいたしておりますが、何卒ご理解、ご容赦いただけますと幸いです。

主に取り扱う疾患

白内障 緑内障 糖尿病性網膜症等 小児眼科 ドライアイ

白内障

眼の中の透明な部分の一つに水晶体というカメラのレンズに相当する組織があります。
それが年齢や糖尿病など様々な原因で濁ってしまう病気です。白内障の症状は人により様々ですが、「かすんで見える」「まぶしい」といったものが多いようです。

治療

日常生活に支障がない程度であれば、点眼薬により白内障の進行を遅らせます。白内障が進行して日常生活に不自由を感じるようであれば手術を行います。手術は白内障を取り出し、人工レンズに置き換えるという方法です。
手術は白内障手術のみ、毎週火曜日に日帰りで行っております。

緑内障

緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され見える範囲が狭くなる病気で、眼圧(眼の固さ)の上昇がその病因の一つと言われています。
40歳以上の5-6%が緑内障でそのうち80%が気づいていないと言われています。初期では自覚症状がないため、最も重要なことは早期発見・早期治療です。一度障害された視神経を元に戻す方法はなく、病気の進行をくい止めることが目標となります。まずは点眼薬で効果をみることが通常です。

糖尿病性網膜症(糖尿病の眼の3大合併症のうちの1つです)

糖尿病の患者様は血液が糖分を多く含んでいるため、ドロドロしており、眼に栄養の不足した部分ができます。それを補うためにできる血管がもろいため、簡単に破れて目の中に出血が起こってしまいます。問題は成人の失明原因の1位となっていることです。自覚症状も相当ひどくならない限り自覚しないことが多く、また糖尿病の管理が良好でも進行することがあります。従って眼科での定期検査をお勧めします。

★当科では当院内科にかかっていらっしゃる方、近くの内科に通院されている患者様も定期的に診させて頂いています。

小児眼科

スマートフォンや携帯型ゲーム機の普及に伴い、子供の視力低下が進んでいます。生まれたばかりの赤ちゃんはほとんど目が見えていません。
生後3か月から3歳くらいまでに視機能が急速に発達し、小学校入学までに1.0が見えるようになります。この時期、強い近視や乱視、遠視などの屈折異常や屈折の左右差、斜視など種々の原因で正常な視機能の発達が妨げられると、弱視などの問題が生じます。遅くとも6歳前までには治療を開始し、視機能の発達が終了すると言われる8歳くらいまでにきちんと治療すれば視力は改善される可能性が高いので、早期発見、早期治療が大切です。
子供は、視機能に問題があり不便を感じていても、自分で訴えることはほとんどありません。特に片目だけに問題がある場合、もう片方の目が補ってしまうため、本人も周囲の人も気づかないことが多いですので、注意が必要です。

ドライアイについて

ドライアイは、眼のごろつき、痛み、乾燥感を生じます。また時にかすみ、まぶしさといった不快感を生じることがあります。特に現代は、パソコンやスマートフォンの普及により、ドライアイになる患者さんは増える一方です。
ドライアイは、時にシェーグレン症候群という、涙や唾液を作り出している外分泌腺に炎症が起こり、ドライアイ、ドライマウスを引き起こす全身的な病気が潜むこともありますので、注意が必要です。

特殊外来について

月、水、木、金曜日午後  予約外来

視野検査、メガネ処方、蛍光眼底造影検査、網膜レーザー治療、小児視機能検査