看護部ブログ

2024.10.24

手術室「産休・育休明けの働き方」

こんにちは、遠州病院手術室です
今回は、「産休や育休を取得し、復帰した手術室看護師の声」を紹介します。

<産休と育休を取得した女性看護師>
私は4月に入職をして正社員で働いていました。入職の翌年2月頃に妊娠が分かり8月から産休に入り、出産してから約1年間育休をいただきました。
妊娠時期は勤務形態を変更していただいたり、スタッフの皆さんにご協力をいただいて無事産休を迎えることができました。
育児休暇は出産日から1年間とることができますが、育児休暇中の1ヶ月ほど早めに復帰して時間短縮勤務で働きました。
約1年間仕事をしていなかったので仕事の面でも育児の面でも復帰することにとても不安を感じていました。少しでも時間に余裕ができ、身体も慣らしていくことができたので良かったです。
また病院内に企業型保育所があるため、子どもに何かあった場合などすぐに保育所に行くことができ、小児科の診察もできるため、安心して子どもを預けられています。
初めての妊娠・出産・育児で不安でしたが、病院の様々な支援があり無事に仕事ができています。

*企業型保育所に預けることで、拘束(日勤帯以外の時間の緊急手術を担当する)、残り番(日勤帯で終了しなかった手術を引き継ぐ)業務を行うことができます。休日(土日祝)も保育所に預けられる日があり、拘束業務を行うことができるため、常勤スタッフと同様の勤務が可能です。

<育休を取得した男性看護師>
男性の育児休暇の前例が少なく、本当に男性スタッフがもらっていいのかなぁ・・・と不安がありました。しかし、手術室師長に相談したところ快く育児休暇を受け入れてもらえました。まわりの手術室スタッフも「育休をとりなとりなー」と背中を押してくれました。
現在、育児休暇を終え手術室スタッフとして復帰していますが、休みをもらった分、しっかり仕事で返さなくてはと思える、優しいスタッフに恵まれた素敵な職場です。

現在も育児休暇を取得している看護師が手術室にいます(男性1名 6ヶ月間、女性1名)。
復帰後子どもの体調不良時などに、育児看護休暇(子の看護休暇)を年間5日(40時間)取得できます。時間単位で取得することが可能です。
長く仕事を休むことになるため、復帰してくださったときの不安も大きいと思います。安心して休暇を取ることができ、復帰してからも働きやすい職場にできるよう、手術室スタッフ全員でサポートしています。

次回は「休日の過ごし方」を紹介します。
手術室では基本的に平日日勤の働き方になるため、土日の連休や祝日を含めた3連休がとりやすい職場です。生活リズムが整いやすく、プライベートも充実させやすいメリットを活かしたスタッフの声を紹介します!
次回もお楽しみに!