2023.11.30
手術室中途採用者働き方
こんにちは、遠州病院手術室です
今回は、中途採用者の働き方についてお送りします。
当院手術室の中途採用者の割合は、約25%です。
中途スタッフは、各々経験年数も経験術式も異なります。個人のレベルに合わせて、無理なく入れる術式を増やしていきます。
【当院の手術術式】
消化器外科:ラパアッペ、ラパコレ、ラパヘルニア、ラパコロン、ラパマーゲン、ラパマイルズ、
肝切、PD、ラジオ波、シャント造設、ヘモ、ジオン硬化、アンプタ、マンマ、甲状腺
整形外科:ORIF、アキレス腱、腱鞘切開、ピンニング、デブリ、髄内釘、関節鏡、ACL再建、BHA、THA、UKA、TKA、椎弓形成、PLIF、OLIF、MD、MED、BKP、頚椎固定
産婦人科:カイザー、ラパシステク、ラパミオメク、TLH、ATH、LSC、アウス、子宮鏡、円錐切除
泌尿器科:ステント、TUR-BT、TUL、腎瘻造設、ラパ腎、前立腺生検、環状切開、精巣捻転、陰嚢水腫
耳鼻科:鼓室形成、アデレク、ラリンゴ、気管切開、耳下腺腫瘍摘出、舌腫瘍摘出、正中頸嚢胞摘出、耳瘻孔、ESS、鼻骨徒手整、鼻中隔矯正
形成外科:腫瘍切除、眼瞼下垂、腋臭症、アンプタ、陥入爪、デブリ植皮
眼科:PEA+IOL、硝子体腔内注射
中途採用スタッフ2名の方にインタビューしました。
Tさん(手術室経験4年)
4月 入職 経験している術式の器械出しから手術に入る
5月 外回りは全身麻酔から入る
7月 残り番業務スタート
8月 拘束業務スタート
Q.当院手術室に転職してみてどうですか?
A.働きやすいです。前職が3次救急病院の手術室だったので、常に時間に追われている感覚でした。二次救急の当院では、ひとつ一つの術式をより深く理解できるようになりました。それに伴い、患者様への看護もレベルアップしたのではないかと思います。ワークライフバランスが整えやすく退勤後の時間や休日も有意義に過ごせます。
入職前はスタッフになじめるか不安でしたが、温かく迎えてくださり嬉しかったです。
Q.勤務形態の変化はいかがですか?
A.夜勤ありの3交代勤務から、拘束勤務になりました。体への負担は拘束の方がやや軽いと感じます。深夜に勤務したら翌日は休日になる等、休日が取れるシステムがあるため体を休めることができます。
Sさん(手術室経験5年、病棟経験1年)
4月 入職 経験している術式の器械出しから手術に入る
5月 外回りは全身麻酔から入る
7月 残り番業務スタート
8月 拘束業務スタート
Q.当院手術室に転職してみてどうですか?
A.前職場では、残業時間が30時間以上と長く、仕事の毎日でしたが、当院では10時間前後のため楽だと感じています。整形外科の手術が多くあり、好きな診療科なので楽しく仕事できています。先輩方や医師が優しく接してくださるので安心して仕事ができるのが当院の一番いいところだと思います。
Q.勤務形態の変化はいかがですか?
A.前職では当直制でしたが、当院では拘束となり自宅で待機できるので負担は軽いと感じます。拘束は月に1回呼ばれるくらいの頻度だと思います。
いかがだったでしょうか。今回は中途採用者の働き方についてお送りしました。