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皮膚科

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医師紹介

副院長

浦野 聖子  Shoko Urano

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専門分野 皮膚科一般
専門医・認定医 日本皮膚科学会皮膚科専門医
業績など *学位取得
1990年3月主論文
「Plasmin-mediated fibrinolysis by variant recombinant tissue plasminogen activators」
Proc. Natl. Acad. Sci. USA 86, 2568-2571, 1989
*浜松市医療奨励賞受賞
1998年受賞テーマ「ラテックスアレルギーの診断と予防体制の整備」
2007年受賞テーマ「うっ滞性脂肪織炎の治療」
*2002年度から、褥瘡対策委員長として、各部署の褥瘡対策委員とともに、
体圧分散マットレスの早期導入や体交の徹底等を通じて、褥瘡の発症予防、
早期治癒に取り組んでいます。

診療副部長

鬼頭 由紀子  Yukiko Kito

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専門分野 皮膚科一般
専門医・認定医 日本皮膚科学会皮膚科専門医
業績など ・High-dose intravpnous immunoglobulin monotherapy for drug-induced hypersensitivity
syndrome Acta Derm Venereol.2012 92(1),100-1
・Rosacea-like demodicosis mimicking cutaneous lymphoma Acta Derm Venereol.2012 92(2) 169-70

診療方針

「皮膚に生じたものは何でもみます」という方針で診療にあたっています。皮膚および粘膜に生じる様々な病変や、感覚の異常(痒み、痛みなど)を対象としますので、多岐にわたる疾患、病態が含まれます。皮膚だけの問題ではない場合もあり、他科と連携をとり診療を進めることも多いです。

入院治療も積極的に行っており、

平成26年度の入院患者は、計 188名で、主な内訳は、水痘・帯状疱疹、単純ヘルペス 48名、丹毒・蜂窩識炎、軟部組織感染症 44名、アトピー性皮膚炎・湿疹 9名、褥瘡・皮膚潰瘍 13名、蕁麻疹 4名、熱傷 7名、薬疹・中毒疹 14名、自己免疫性水疱症 10名、乾癬 4名、多形紅斑・結節性紅斑 7名、円形脱毛症 4名、その他(血管炎など)でした。

 また、皮膚組織試験採取(皮膚・筋肉生検術)、皮膚腫瘍摘出術、皮膚悪性腫瘍切除術も積極的に行い病理組織検査による診断確定に努めています。

こんな検査や治療を行っています

貼布試験(パッチテスト)及び光貼布試験

 接触皮膚炎(かぶれ)や光接触皮膚炎(光かぶれ)の原因を明らかにするための検査です。顔面の治りにくい皮疹では、化粧品や、外用剤などによるかぶれや光かぶれが原因の方がよくみられます。背部に、疑わしいもの(化粧品、外用剤、金属など)を貼り付け、48時間後に判定します。光貼付試験では、取り外した後に、紫外線を照射し、24-48時間後に判定します。

※平成28年4月より、「パッチテストパネル」を用いた貼付試験も開始しました。これは、JSA(ジャパニーズスタンダードアレルゲン;日本人にとって接触皮膚炎の原因となることが多く、貼付試験をするうえで有用な25種のアレルゲンを厳選してシリーズとしているもの)のうちの22種類のアレルゲンを一挙に検査することができます。原因不明の湿疹病変を繰り返す方では、原因が特定できることがあり、有用な検査です。

真菌検査(直接鏡検、培養法)

 鱗屑、毛髪、爪甲などを材料として行います。足白癬(みずむし)や爪白癬、カンジダ症などの診断に必須です。

皮膚生検

病変部の皮膚の一部を採取し、組織学的な特徴をみる検査です。
臨床像だけでは診断がつかない場合に診断の確定のために行います。

ダーモスコピー

色素性病変の詳細な観察を目的に行います。色素性母斑(ホクロ)、脂漏性角化症、皮膚線維腫、青色母斑などの良性疾患と悪性黒色腫、基底細胞癌などの悪性腫瘍との鑑別に役立ちます。

冷凍凝固法(液体窒素を用いて行う)

ウイルス性疣贅や良性腫瘍、一部の悪性腫瘍の治療に用います。

紫外線照射法(Narrow-band UVB & UVA)

尋常性乾癬、類乾癬、菌状息肉症、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、尋常性白斑などの治療に用います。

陥入爪の治療

テーピング法の指導やアクリルガター法などの保存的治療を行います。手術療法が必要な場合は形成外科と連携をとります。

腫瘍摘出術

良性および悪性腫瘍性病変の根治療法として行います。

その他のトピックス

水痘ワクチンの接種

帯状疱疹発症予防および後神経痛予防に、水痘ワクチンの接種を行っています。
帯状疱疹では、①60歳以上 ②三叉神経領域 ③基礎疾患(特に糖尿病)合併例、で神経痛のコントロールが難しいように思います。最近、帯状疱疹の発症予防および帯状疱疹後神経痛の予防に「水痘ワクチンが有用」という論文が報告されました。この報告を受け、当科でも平成18年7 月から希望者にワクチン接種を始めましたので、御利用いただければ幸いです。

乾癬に対する生物学的製剤による治療

乾癬の中でも、従来の治療法では難治な方や関節症状の強い方に、平成23年3月より生物学的製剤(抗TNF-α抗体)の使用を開始し、その有用性を確認しています。お困りの方は是非受診してください。症状に応じた治療法を検討します。

(そう)(ニキビ)の治療

(そう)の主な原因は
①ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発になること
②古い角質が詰まり毛穴が閉塞すること
③毛穴の中で細菌が増殖すること、の3点があげられます。
これまでは細菌増殖に対する治療が主流でしたが、毛穴の閉塞を取り除く外用剤や酸化作用により、細菌の増殖や毛穴の閉塞を抑える外用薬が開発され、治療の選択肢が広がってきました。
ニキビでお悩みの方は是非ご相談ください。