血液浄化センター
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概要
血液浄化センターでは、安全な透析医療を提供しています。全台多用途透析装置(DCS-200SI)でオンラインHDF治療が可能です。
透析患者様も高齢化してきており元気で活動するために、透析中の腎臓リハビリテーションも実施しています。
包括支援センター・訪問看護・ケアマネージャーとの連携が必要な透析患者様もいらっしゃいます。当院の透析患者様が入院され、自宅退院となった際、退院日に必要と判断された患者様のご自宅に家庭訪問をさせて頂き、ご自宅の環境や生活についてアドバイスをさせて頂いています。
腎不全患者様への支援にも医療の活動の場を広げており、年2回の慢性腎臓病教室を開催しています。看護師や栄養士、理学療法士などが協力して疾患や食事療法、運動療法などについてのお話をしています。
腎代替療法外来も開設し、より広く各腎期の患者様に対応するために2024年8月より「まめっこ外来」と名称変更しました。腎不全に対してのそれぞれの治療(腎移植・腹膜透析・血液透析)の説明以外にも、医師・看護師・ケースワーカーなどが患者様と一緒に考え、治療選択の支援を行っています。
また、腹膜透析診療も行っています。腹膜透析は、ご自宅で生活をしながら患者様自身や御家族様が行う在宅治療です。外来受診は月に1~2回で、診察以外に治療状況の確認や困り事等を一緒に考え、円滑な治療生活への支援を行っています。
腎不全患者様が病気と上手に向き合いながら、その人らしく生活していけるような支援を心がけています。ベッド数
- 45床(内スケールベッド5床)
- 全電動ベッド
透析液水質確保加算取得
透析実施時間- 9:00〜17:00
学会認定
日本透析医学会 教育施設認定
より良い医療の提供の為に、スタッフが自己啓発に取り組み、様々な資格を取得しています。
主な資格
- 慢性腎臓病療養指導看護師(日本腎不全看護学会)
- 腎代替療法専門指導士(日本腎代替療法医療専門職推進協会)
- 腎臓病療養指導士(日本腎臓病協会)
- 腹膜透析指導看護師(日本腹膜透析医学会)
- 腹膜透析指導臨床工学技士(日本腹膜透析医学会)
- 透析技術認定士(透析関連5学会)
- 透析技能検定2級(透析技能検定試験制度協議会)
- 県西部糖尿病療養指導士(静岡県西部糖尿病療養指導研究会)
実績
○特殊血液浄化実績(回)
2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度(1月末) PMX(エンドキシン吸着療法) 17 9 6 2 3 4 LCAP(白血球除去療法) 0 0 0 0 0 0 GCAP(顆粒球除去療法) 0 10 10 0 0 0 イムノピュア(血球成分除去療法) 0 0 5 0 0 0 LDLアフェレシス 0 0 7 0 0 0 CART(腹水濾過濃縮再静注法) 32 38 29 11 23 9 CHDF(持続的血液濾過透析) 41 14 10 1 2 2 PE(血漿交換療法) 10 12 0 0 0 0 PA(血漿吸着) 0 0 0 0 0 0 DFPP(二重濾過血漿交換) 20 0 6 0 2 11 ○透析実績(回)
2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度(1月末) 外来血液透析 11,268 10,172 9,119 9,695 8,936 7,421 病棟血液透析 44 33 26 3 16 2