認定看護師
当院ではさまざまな専門領域の認定看護師が全6領域で活躍しています。
認定看護師委員会活動も活発で、お互いのネットワークを強化し、ひとつのチームとして連携し活動しています。
認定分野 (2022.4更新)
- 皮膚・排泄ケア(2)
- 感染管理(1)
- 集中ケア(1)
- 脳卒中リハビリテーション看護(1)
- がん化学療法看護(2)
- がん性疼痛看護(1)
感染管理認定看護師
医療関連感染が後を絶たず、耐性菌による感染症が問題となっている昨今、感染管理認定看護師として院内における感染のリスクを低減するために、下記の役割をもって活動しています。
- 感染症の予防の対策
- 医療関連感染発生の監視(サーベイランス)
- 職業感染対策
- 全職員に対する感染対策指導
- 病院環境におけるファシリテーター
- 感染管理システムの構築
- 感染対策におけるコンサルテーション
患者様やご家族様が安心して治療を受け・支えられるだけでなく、当院に関わる全ての人が安心して働くことができるよう、感染管理者をして、時にはチーム(ICT:感染対策チーム/AST:抗菌薬適正使用支援チーム)でサポートしていきます。
皮膚・排泄ケア認定看護師
創傷(褥瘡、下肢潰瘍、術創など)、ストーマ、排泄に関する問題を抱えた患者さんやご家族に寄り添い、一緒に考えながらケアの提供を実践しています。健康な皮膚を守り、安心してよりよい療養生活を送ることができるようにサポートしていきます。入院から退院に至るまではもちろんのこと、退院後の生活も見据えたケアを提案しています。
集中ケア認定看護師
生命の危機状態にある患者や周囲の人々に対して、安全で論理性の高いチーム医療を目指しています。現場では、スタッフとより安全なケアを検討したり、患者の意見が尊重されるよう、多職種で効果的な話し合いができるように働きかけたりしています。また、看護学生や看護職員の教育に関わり、皆さんが安心して急性期医療を受けられるように、質の高い医療環境を整えて行きたいと考えています。
がん化学療法看護認定看護師
抗がん剤治療の場が、入院から外来へと移行している現状があり、患者さんはがん治療を行いながら社会生活を送られています。治療を継続するためには、患者さん自身が自宅での副作用症状をモニタリングし、予防、早期発見、対処できることが重要です。私は、患者さんが社会生活を送りながら安心して治療が受けれるようサポートしていきます。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
当院は、突然病気になってしまった急性期から、障がいと共に生きていく回復期、維持期まで患者さまを支える役割を担っています。
その中で、脳卒中によって機能障害に直面した患者さまのこれからの生活と人生を良くするよう、
リハビリテーション看護を通してお手伝いしていきます。
がん性疼痛看護認定看護師
「がん」は告知前の検査から、多くの衝撃や意思決定を余儀なくされています。また、がんに罹った後も身体の辛さだけではなく、こころや社会生活にまで大きな影響を及ぼします。がんによって生じた苦痛を緩和するために早期から介入し痛みに対する治療やそれに伴う不安などを専門的な知識と技術を持って相談・アドバイスを行うことで患者さまの大切にしているものを再確認し自分らしく生きるサポートを行います。そして、地域の皆様が安心してがん治療を受けられ、QOLを保てるように取り組んでいきます。